京王杯スプリングカップGⅡ芝1400m(Bコース)

■コース解説
kose

スタート地点は向正面直線の真ん中付近。
スタート直後の3コーナー手前で緩やかな昇り坂があり、3~4コーナーにかけては下り坂になっている。
最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さ。
各クラスで前半3ハロンより、後半3ハロンが速いのが特徴。
コース形態上、京都や阪神の芝1400mよりもペースが落ち着きやすい。
瞬発力勝負になり、上がりの速さが問われることになる。
したがって、スプリンターのスピードよりも、マイラーの切れが武器になる。

ただし、馬場状態にもよる。
近年は外から差しにくい馬場になることが多い。また、Aコース、Bコースでは逃げ・先行・差し馬の成績はほぼ互角。スタートして間もなくカーブがあるため、内枠は有利。
(上記はJRAより抜粋)

■現開催の東京芝状態
5/10日曜日の東京競馬場の芝の状態はまだ前残りが目立つ競馬となりました。
若干内側が掘れてきたかなという印象でこれからの芝の状態は良く見ておかなければいけません。
今のところ前重視と考えておいていいと思います。


■過去10年枠順成績データー
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内枠と8枠の結果が出ておりません。めずらしい結果じゃないかと思います。
このコースは内枠の先行馬に向くコースなのでどうしたことだろうってなりますね。
ではこの1枠と2枠にどんな馬が居たのかチェックしていきます。
1枠
1wakuninki
2枠
2wakuninki

1枠2枠ともにそこまで有力馬が入っていませんでした。
1人気で飛んだのはサンカルロですから内枠の危険な追い込み馬ということで本命にしづらいのでこれはいいですね。また、トゥザクラウンも人気で飛んでいますが、これも重賞初挑戦。
あとはサトノアレスとロサギガンティアが3着(共に休み明け)となっております。
データー上では嫌われそうですが、入った馬の実力不足が明確なので少しでも嫌われれば美味しい思いが出来そうです。

■過去10年脚質データー

kyakusitu

追い込みまで届く感じになっております。ただこないだも書きましたがあくまで過去のデーターですから今を見ないといけないです。今の東京の芝は前残りですから、この数字はあくまで参考程度に考えておいた方がいいです。この数字に今の前残りというの頭の中で+補正してあげるよいですね(^^)
上がりの最速も良く来ていますがこれも馬場と展開面を考慮して考えないといけません。

■過去10年人気別データー

ninki

1人気の連対率20%と極端に低い結果になっています。
この1人気になって敗れた馬を見てみましたが、パターンとしては条件戦を勝ち上がってきて重賞初挑戦で挑んできた馬、前年の勝ち馬が実績で人気になって敗れているケースが目立っておりました。
今年も1人気に予想されるタワーオブロンドンは前年の勝ち馬ですからパターン的に消える可能性が高いということになりますね。
逆に2人気に支持された馬の好走率が高いのも面白いですね。今年のメンバーでいけばダノンスマッシュとなりそうですが、さてどうなることでしょうか。

■過去10年前走ステップレース
sute

前走ステップを見ると驚きの結果ですね。高松宮記念からは最多の30頭が出走しておりますがなんと1人気も6頭含まれており0-0-0-6という非常に残念な結果となっております。
今年は1,2人気ともに高松宮記念からのステップとなっておりこれを覆せるのか楽しみですね。
これ見て思うのは距離短縮組の方が結果が出やすいというところでしょうか。
去年のタワーオブロンドンは東京新聞杯で負けてのステップでしたからね。

■登録馬有力馬チェック
タワーオブロンドン
先ほどから何度も馬名が上がっている馬ですね。前走は4コーナーまで手ごたえもありそうで上がっていきましたが直線はパッタリと止まってしまい見せ場がありませんでした。
馬場の良い外目を回ってきているだけに少しは伸びててもいいようなものの全く伸びてませんね。
不可解な負け方といっていいでしょう。人気になるなら疑ってかかってもいいかもしれません。
去年勝っているからと得意なコースというわけではないですから。

前走騎手コメント 福永騎手 4角まではばっちりだったので満を持して追ったのですが、トモが外に流れてしまいました。それもあって手応えほど伸びませんでしたね。

ダノンスマッシュ
前走ですがスタートで一歩出遅れてそこで騎手が押して位置を取りに行くとずっと掛かり気味になっているんですよね。4コーナー付近で前をとらえる位置から伸び切れずそのまま沈没。道中掛かってしまったのが影響したのは間違いなさそうですね。ただそれで距離延長の今回となると、どうなんだろう?と疑問符がありますね。

前走騎手コメント 川田騎手 結果を出せず、申し訳ありません。

ステルヴィオ
前走は馬場の悪い内目を終始通さらされる結果となってしまい、これは度外視出来るレースでは無いでしょうか?2走前も直線でやや前が壁になる不利がありましたから2走連続目に見える負け方があるので悪くないと思います。広い東京に変わるのはプラスです。ただ後ろから行く馬だけに当日の馬場状態のチェックは必須でしょう。

前走騎手コメント 丸山騎手 この枠なので、この競馬しかないと思っていました。馬場が緩くなり過ぎましたからね。馬場が良ければ結果は違ったと思います。

グルーヴィット
前走は出遅れて後方からの競馬になってしまいましたが、直線は上がり2位の脚を使って良く追い込んでいました。元々もう少し前目で競馬が出来る馬ですしこの距離に実績もある馬です。
今回の条件の方が絶対に向くので前回のレースよりは前進が期待できるんじゃないかなと思います。

前走騎手コメント 岩田康騎手 ラストを伸ばす感じで運びました。いい脚を使ってくれたし、次につながる競馬はできたと思います。


セイウンコウセイ
前走は穴人気になっていましたね。見せ場も作れていましたしまずまずの内容だったんじゃないかなと思います。メンバー構成を見てみると前に行く馬が少ないような気がしますのでこの馬には展開利というのが見込めそうです。注意しておいた方がいい馬じゃないかなと思います。

前走騎手コメント 幸騎手 スタートが良くていい形でしたが、ラストは伸びませんでした。デキは良かったんですけどね。

現段階で思うことはタワーオブロンドンとダノンスマッシュには黄色信号が点灯しているかな?という感じです。
人気になるのは間違いないですし疑ってかかっておいた方が賢明な気がします。
グルーヴィットとステルヴィオも高松宮記念組ですがこちらの方が期待できそうな気がします。


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